こんな時はアライメント調整を!
所有されている車が以下の条件に当てはまる場合には、アライメント調整をおすすめします。
- ローダウンを施した
- 車高を下げる「ローダウン」には、車の重心を低くしてコーナリング性能を上げるというメリットがあります。しかしタイヤが偏って摩耗したり、乗り心地が悪化したりといったデメリットも同時に生まれます。サスペンションアームの動きにも支障が出てくるため、ホイールアライメントがメーカー指定のものから大きく変化します。よってローダウンを施した場合には、改めてアライメント調整を行うことが必要です。そのままでは車の運動性能を100%引き出すことはできません。
- タイヤ、ホイールをインチアップした
- タイヤやホイールの径を変えることで、ホイールアライメントも変化します。アライメント調整を行わなければ、操縦性や車の運動性能が大幅にダウンします。
- 中古車として購入した
- 販売されている中古車の何割かは事故車です。内外装などは整えても、ホイールアライメントまで完璧に調整してから販売する業者は少ないでしょう。ディーラーが判別できなく、直進性能に難があるケースも少なくありません。
- まっすぐ走らない、走行に不安定さを感じる
- 車のタイヤは走行のたびに摩耗していきます。そして4輪ともがまったく同じ減り方をすることは絶対にありません。タイヤが摩耗すればするほど接地面積が変化し、ホイールアライメントは変化していきます。またサスペンションに使用されているゴム製のパーツが劣化することでも、ホイールアライメントは変化していきます。定期的な調整が必要です。
- 縁石などに強くタイヤをこすった
- 事故などで車の足回りに強い衝撃を受けることで、ホイールアライメントは大きく変化してしまいます。縁石にこする程度の軽い衝撃でも影響が出ることがありますので、心当たりがある場合にはアライメント調整を受けた方がよいでしょう。
- ハンドルのセンターがズレている
- ハンドルのセンター位置がズレてしまう原因として、偏ったタイヤの摩耗が考えられます。それに伴いホイールアライメントも変化していることが考えられます。ホイールアライメントの測定を行い、異常が見つかった場合には調整を行う必要があるでしょう。